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キャッチボール授業 [音楽]

今日は、文化の日、クニさんが帯広市文化賞をいただきました。詳細はFacebookで。
そして、数年前の今日、亡き父が瑞宝単光章を叙勲された日です。冗談のような本当の話(そのことはまたいつか)。

ただいま、今年14年目になる高校の授業の準備をしています。
今年は、コロナの影響で、休校期間もありました。
再開されてからは、今のところ、幸いにも順調に出講できています。

去年までは、顔がよく見えていたので、例えば、理解するのが大変そうな時の様子が掴め、翌回の時にフォローするなど、出来ていました。今年はマスクのせいで、そのことが掴めず、どうしようか・・・と考えた末、毎回授業の振り返り「分かったこと・面白かったこと」「よく分からなかったこと、もっと知りたいこと」を短く書いてもらうようにしています。これがとても良い方法で・・・!毎回、短い中にも、生徒さんの言葉を知ることが出来ます。

音楽の授業なので、毎年、歌う時間を大事にしていましたが、授業再開当初、「歌うことを控えてほしい」と一般的に通達があったので、歌を歌う機会が減り、その代わり、楽器を使う時間が増えました。特に打楽器は重宝で・・・。
この数週は、換気をしながら楽器(吹奏楽部の生徒さんが多いので)でアンサンブルを作る、という授業をやっていました。コードとメロディの譜面から合奏する為の編曲のやり方を、私は骨格部分だけ説明し、生徒さん各自でフレーズを作り、少しずつ曲を進める中で、こうしたらもっといい感じになるんじゃないか、と意見を言ったりしながら1曲完成、でした。

生徒さん達の声は、

* 自分達で考えたリズムでアンサンブルをしてすごく勉強になったし楽しかったです。
* 1つの曲をみんなで完成させて、伸ばしをリズムに変えるのが面白かったです。
* 楽器同士の組み合わせによって音が全然変わってくるので、そこが面白かった。
* 自分達で曲1曲アレンジできるという可能性を知ることが出来て嬉しかった。

・・・などなど。

出来ないことを指摘するよりも、出来ることを応援していく方が、はるかに力になっていくのだな、と改めて音楽の力を理解しました。

そのことを踏まえて、次の授業の進め方を作っています。
業界では、このことを『アクティブ・ラーニング』というそうで、私は「キャッチボール方式」と言ってみようかと思います。
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ハンバーグの歌をつくろう! [音楽]

ひっっっっっさしぶりの更新、投稿。
「もういいかげん、ブログやめようかな・・・」と常々考えていたところです。

新型コロナウイルスの影響、依然、治まる気配が見えません。
が、しかし、こんな時だからこそ、何かできることを、と思い、レッスンに来てくれていた子ども達、ワークショップに参加してくれた子ども達、コンサートで出会う子ども達へ、「音楽あそびの時間を!」と思い、あえて『宿題』という嫌な言葉(笑)を使い、動画(限定公開にしてあります)を作り、先ほど生徒さん達にお知らせし、Facebookでお知らせし、今日ここに投稿です。
でも、自分が映る動画は、本当に見たくない私です[あせあせ(飛び散る汗)]

音楽あそび(宿題)のタイトルは『ハンバーグの歌をつくろう』です。

YouTube URL;
材料を集める〜その1.https://youtu.be/Fh9YqpYWn9A
材料を集める〜その2.https://youtu.be/jFBOpg2aIRM


以下、公開にあたりお伝えしたことは・・・

このワークのねらいは色々在りますが、第一は『耳を育てる』ことです。普段何気なく過ごしている時間に於ける、五感の中の『聴く』という力に今回は焦点をあてます。

でも、どうか、子ども達と取り組む(ハンバーグを作る)時は、「良く聴いて」と促さないで、お家の方にはいつものように、楽しく美味しく、ひとときを過ごして頂ければ幸いです。

宿題の提出期限はありません(笑)!出来たら感想やリクエストやご意見と共にお知らせ頂ければとてもうれしいです。

ちなみに、今回の2つのワークの後には、
*楽器で音を確認する
*メロディを繋げる
*言葉を繋げる
*サウンドを作る
など、まだまだ続く予定です。その準備も完了したらお知らせさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願いします。

どうか、皆様、日々お健やかにお過ごし下さいますように。
一日も早い収束と、皆様に出会える日を願っています。

・・・・・です。

『サウンドスケープ理論』を提唱したマリー・シェーファーに触発されて考えたワークです。
大学1年生の時の必須科目『楽器学』で郡司すみ先生がマリー・シェーファーとレイチェル・カーソンのことを教えて下さいました。


世界の調律―サウンドスケープとはなにか (テオリア叢書)

世界の調律―サウンドスケープとはなにか (テオリア叢書)

  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 1986/12/01
  • メディア: 単行本



サウンドエデュケーション

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  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 単行本



音さがしの本 ≪増補版≫ リトル・サウンド・エデュケーション

音さがしの本 ≪増補版≫ リトル・サウンド・エデュケーション

  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2009/01/15
  • メディア: 単行本






センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/07/01
  • メディア: 単行本



沈黙の春 (新潮文庫)

沈黙の春 (新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1974/02/20
  • メディア: 文庫





料理する、ってものすごく創造性豊かな作業だと思っています。段取りを考えたり、五感を刺激したり、脳トレにもなるし、、、。でも一番良いのは、作って食べて元気になる、一緒に居る人と時間を共有出来る、とか。その中に音楽のあそびがあれば良いな、と思います。

録画した後、クニさんが「ハンバーグなんて何年ぶり??」と言いましたとさ笑。
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ラグな宴@ガンゲットダイマ札幌 [音楽]

夕べは札幌のガンゲットダイマさんで月に一回開催されている『ラグな宴』に木琴持って遊びに行きました。
去年の8月以来です。

すっごく良い素敵な[ハートたち(複数ハート)]ひと時でした。
ありがとうございました。

『ダイマ』はスワヒリ語で「永遠」と「いつも」という意味だそうです。
「いつも」の積み重ねが「永遠」という言葉にいたく感動しました。
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上半期のハイライトでした♪ [音楽]

夕べの第一回札幌ラグタイムフェスティバル、大盛況の内、無事に終わりました。
強い雨と風が吹く悪天候の中、お越し下さいました皆様、3時間半を越す長丁場に最後までお付き合い下さいました皆様、同イベントに出演された共演者の皆様、素敵な会場『紙ひこうき』の皆様、そして、イベントを主催して下さった、札幌ラグタイムクラブのらぐたろうさん、皆様本当に有り難うございました。
m(__)m

写真は、ラグタイムクラブのサイトに掲載されています。→ 札幌ラグタイムクラブ

ラグタイム・ブルースを歌うRag Craft・千尋さんの心地良い軽い声で、素敵なMCと歌。
このイベントの成功が見えました。

いたずら小僧・クニさんの不思議なピアノとお宝Leedy君が活躍した、私の木琴コーナー。
しゃべり過ぎちゃったかしら・・・(^_^;)
時間おしておして・・・。

浜田さんのギターは、聴いていいる人を幸せな気持ちに導く音。
どうやって弾いてるのかな、と身を乗り出してしまう。
浜田さんオリジナルのアンコール曲『忘れません』が心に染みました。

板谷さんのピアノはノリノリ&ダイナミックで、自分も含め、お客様皆さんと興奮の一体感。
大盛り上がり[るんるん]
最後の曲『セントルイスブルース』演奏中、ハプニング参加させて頂き・・・。
嬉し恥ずかし楽しかったです。

形態の違う4組の出演者に共通していたのは・・・

演奏する時、楽譜を見ない[ぴかぴか(新しい)](クニさんだけは、見ていましたが)

それと〜

MC内容が、マニアック[いい気分(温泉)]
同じニオイを感じて嬉しかったです。

さて、、、明日から本腰入れて、、、

草刈りだ〜[パンチ]




↑これ、欲しいなぁ・・・
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木琴の夏2015&未知との遭遇(中) [音楽]

9月になってしまいました。またまた久しぶりのブログの更新。
自分でも「もう、ブログやめちゃったのかしら」と思ってしまったほどです。

この夏も、木琴中心に音楽に勤しんでいました。

7月29日にアサヒビールで行われた、通崎さんのコンサート『隅田川木琴デイズ』を聴いた後、実家を経由して、京都へ。木琴研究会です(通崎さんには大きな公演の後で、お言葉に甘え押しかけてしまい恐縮です)。

今回は、自分の宝物であるビンテージ楽器(木琴)の不具合を、通崎さん御所有の平岡養一さん木琴を修理した黄瀬さんに見て頂き、その不具合が直るかどうか、という私には一大プロジェクトを抱えていました。

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写真からひと月の今日現在、黄瀬さんに部品を取り付けて頂き、不具合も改善され、前よりも素敵な音色で歌ってくれるであろうお宝木琴。なんて幸せな楽器(黄瀬さん、通崎さんに大感謝です)。

8月には、大学時代の恩師・岡田知之先生が帯広へ来る、ということで、十数年ぶりのご対面。
今年傘寿を迎える先生は、少しほっそりしていましたが、元気そのもの。嬉しかったです。
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そして、初参加でしたが、札幌ラグタイムクラブのミーティングにも参加しました。
参加者の皆さんはピアノやギターのラグタイムを弾く愛好家さん達で、木琴のラグタイムを聴くのは初めて、のことで、我が家のお宝2号のDeagan Lite ・3オクターブ木琴の音色に痺れて頂きました[わーい(嬉しい顔)]
今回の会場になったお店も、素敵でした。札幌の二条市場にひっそり。また行きたいお店です。
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浅草サンバカーニバルに今年初出演で張り切っている息子の応援にも行きました。
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(息子の写真は撮ってない・・・[がく~(落胆した顔)]

思いがけず、JCOMの生中継でインタビューを受けるというハプニング。
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黄色いTシャツのお姉さん達、可愛かったです(後ろ姿でごめんなさい)。

浅草サンバの前日、前述の岡田先生宅を訪問し、先生が子どもの頃練習していた、という木琴を見学させて頂きました。
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先生所蔵の小森宗太郎先生著の教則本も拝見↓
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物凄く貴重な、日本における打楽器を知る資料でした。

こんな楽しい木琴とサンバな今年の夏は、未知との遭遇の連続でした。
実家の父が昨年患った病気が転移している事が6月中旬に分かり、病院の主治医から「この夏が越せるかどうか」と診断を受けました。家族が取った決断は、在宅で看護する、ということ。私含む弟妹3人と母で見守っていますが、8月中に数回、もうこれで逝ってしまうかも知れない、という緊張が繰り返されドキドキしましたが、今日まで生きています。
ケアマネジャーさんはじめ、看護士さんや訪問医さんの温かい力を受け「世の中の仕組みってこうなっているのか」とか感心したり、子どもの頃憧れの仕事だった看護士体験が出来たり、「人の死を前にしたら、演奏家なんてなんの役にも立たない」と打ちのめされた気分を味わったり・・・。

そんな時間の中、音楽は、いつも私(達)に寄り添ってくれていることを実感する毎日。
介護はちっとも苦ではなく、父との残りの時間を愛おしく思っています。
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(↑父のコレクションのごく一部)
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メロディキッズのワークショップ、始まります♪ [音楽]

今週末からメロディキッズの音楽ワークショップが始まります。
まずは、ご案内[ペン]

◆メロディキッズの音楽ワークショップ◆
日程:2月14日(土)15日(日) 2月21日(土)22日(日) 3月7日(土)8日(日)(全6回)
受付開始時刻:13:00(毎回13:00〜13:30に、ミニコンサートをします)
ワークショップ:13:30〜14:30
場所:道立十勝エコロジーパーク(音更町十勝川温泉南18丁目1番地 )
参加可能年齢:3〜10歳(親子同伴でOKです)
定員:15名/各回 (何回参加してもOKです。例えばお試し1回だけ、というのもOKです)
参加料:500円/1回
お問合せ&申し込み:十勝エコロジーパーク 電話0155−32−6780

今年で3年目になります。継続させて頂ける事へ、大感謝です[黒ハート]
内容は、一年ごと少しずつ変化しています。
一年目は、楽器に触れたり、リトミックのワークをしました。
去年は、『音楽はまず、耳から』ということで、音クイズをしたり、音採集に出かけたりして、音を描いたりしました。
今年は、『リズム』に少し焦点を当てて、動きと音を楽しむ時間にしたいなあ、とプログラムを組んでいます。
クニさんが去年から作っている『エコパのうた』も、ほぼ良い感じに出来てきて、これもみんなで歌いたいと思っています。
もちろん、一年目から大活躍の『hacon・ハコン』演奏もやります。
(加納先生頂きました!)
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ワークショップの翌週3月15日(日)に、参加者のみんなで発表会もやります。
人前で演奏する、ということが奏者の成長に繋がる、ということと、やっぱり楽しいことはみんなで共有したい、という思いからです。

ワークショップの発表会は、テーマが『お菓子の世界』。
クニさんの名曲(?迷曲)・「たべすぎちょこちょこアライグマ」も出るかな・・・?

沢山の子ども達に来てもらえたら良いな、と思います。
お問合せは、十勝エコロジーパークまで。
エコパの皆様、今年もどうぞ宜しくお願いします!


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今年最初のお仕事 [音楽]

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気持ちばかりの、少々寂しげな(?)感じがするおせち料理を間に合わせて、新年を迎えました。
(今年は、忘れないうちに御重箱を購入しようと思います)

今年最初のお仕事は、北海道私立幼稚園協会の中央リカレント研修会で講師でした。
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冬休み中でも、先生方はお勉強するんですね。頭が下がります。

私が担当した分科会では、『身近な楽器で音楽を楽しもう』ということで、タンバリンやカスタネットやトライアングル、それと小太鼓を楽器紹介しながら、先生方と一緒にアンサンブル体験(演習、とも言いますか)する内容でした。

楽器運搬があったので、前日入りさせて頂く事でしたが、この日、大荒れの北海道(正確には、道央エリア)。
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先月、通崎さんをお誘いして東滝川へ行った時の5倍くらいの悪天候。
でも、行かねばならない、走る走る、車を走らせる[車(RV)]

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が、前が全然、見えないくらいの大吹雪[台風]
[ふらふら]
時間は掛かりましたが、無事に札幌に到着した時は、神様に感謝しました。

だれか、サービスエリアに靴の忘れ物[exclamation&question]
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きっと、忘れた方は、それに気がつかないほど焦っていただろうな、という悪天候(ということで)。

研修は、あっという間の3時間でした。
大学生の時、教職課程をとっていて、教育実習にも行きましたが、あの時の指導要領とか授業の進行計画表を作った経験が、こういうときに役立つのかしら、と思いました。
ついつい、自分の思いが熱くなるとしゃべりすぎてしまうので、自分で作ったタイムテーブルを見ながら進行しました。

研修会で講師として呼ばれる時、終了後、受講された先生方からフィードバックを頂く為にアンケートを書いて頂いています。それに書かれている事が、自分への最大のご褒美で、読みながら、反省したり次のアイデアを練ったりします。

特に、『もっと知りたかったことは何ですか?』の問いに対して、先生方が書いて下さったこと(例えば、月齢に合わせた楽器遊び、指導方法など)は、そのままこの一年の自分の課題になるので、こういう機会を頂けて本当に有り難く思います。


研修会を終えて帯広へ戻ってからの週末は、大好きなエコパ・ナイトカフェで3夜連続演奏させて頂きました。
一日目は、『ソロ演奏』DAY。で、私と中井織恵ちゃん、高校生の学生さんが一人の合計3人が2〜3曲ずつソロ曲を演奏しました。
私は、バッハの無伴奏チェロ組曲の1番ト長調を全曲。5オクターブのマリンバだと、低音が使えるので、ばりばりと気持ちよかったです。今年は、マリンバでもっと沢山、バッハを弾きたいな、と思いました。

二日目は、『デュオ演奏』で、今までやった事がある曲と、この後のコンサートで演奏する曲などを弾きました。お客様が少なかったけれど、自分のテンションは同じ。楽しく演奏させて頂きました。

三日目は、マリンバ・サックス・ピアノのトリオ。
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「ん?」と、終わってから気がついたのですが、マリンバがザイロフォンだったら、憧れのトリオ編成!!
サックスの植地君もピアノの乾君も、とても気持ちが良いお二人で、貴重な機会を有り難う、でした。

昼間は子ども達が沢山遊んでいるエコパですが、大人の私にも『遊び場エコパ』で、気持ちよく受け入れてくれるエコパスタッフの皆さんにいつも、感謝です。この後も、2〜3月は、子ども達のワークショップで遊ばせて頂きます。研修会で頂いた課題も頭に置いて、めいっぱい、子ども達と音楽で遊びたいと思います。

ということで、新年になってからの2週間に、なんとなく、今年の仕事含め、取り組むべき事が「ギュッ!」と詰まった2週間で、こういうとき、しみじみと「ありがたいな〜」と感じる私です。


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コードスタディ〜グリーン賛歌 [音楽]

今週は、久しぶりに非常勤講師を務めている管内高校へ出講でした。
夏休み前までに、なんとか、『コード』について、みんなに理解&活用してもらえるように、あれこれと考えながら授業をします。「教えないように」と頭に置いておきながら、です。
例えば、『修礼』の「じゃーん、じゃーーん、じゃーん♪」の和音は、Ⅰ〜Ⅴ(7)〜Ⅰ、の和音進行とか、「アーメン終止」と聞こえる和音は、Ⅳ〜Ⅰ、とか・・・、そんなことも話します。

それで、前回は、自作のワークシートを作り、最後に『分かったことと分からない分かり難いこと』も記載してもらい、それをよくよく見ると、やはり、一番最初のステップ=「調合を見て調を判断すること」で躓くのだなあ、ということが分かりました。詰め込み教育は良くない、とはいえ、こればかりは、反射的に覚えてしまう方が楽、と思い、次回は『スパルタ美佳』になりますっ!(うそです)

明日は、エコパでコンサートで、今回はラグタイムの自分にとっての新曲「The Ragtime Robin」という曲を弾きます。もう5年もザイロフォンのラグタイムに取り組んでいますが、醍醐味である即興演奏がカッコ良く弾けるのには至っていない感じです。
この即興演奏も、コードが密接に関係しています。ジャズと違い、ラグタイムの場合は、そのコード自体もコード進行も、極めてシンプル単純明快。なのに、まだまだ身体に染みこんでいません。これって、多分、受けてきた音楽教育の影響もあるだろうな、と・・・(人のせい!?)。

例えばピアノで最初の方に習うバイエルなども、今弾けば、Ⅰ〜Ⅴ〜Ⅰ、とか、Ⅰ〜Ⅳ〜Ⅴ〜Ⅰ、の連続だー、と思いますが、それって、皆さん、ピアノで最初に習うでしょうか・・・?
数年前に参加したアメリカでの木琴セミナーでは、アメリカの学生さん達、演奏技術はもうちょい、でもコードの理解はすごく早かった。音楽教育も何か違うのでしょうね。

そんな『コード』との格闘をする私、グリーンの木琴曲作品を練習して弾く度に、「グリーンはやっぱ、天才!」と思います。その作品の全て、と言っても良いほど、弾けばコードが理解出来るし、同時に、コードが分かればすぐに弾ける、という曲ばかりだからです。

例えば『Rain=雨』という曲、イントロに続くコーラス部分は、Cm、Bdim、Cm、G7〜と、そのアルペジオで出来ているのですが、曲としてさらっと聴くと、ただ単純にコードをばらしたようには聞こえないのでは?と思ったりします。
木琴は『点』である音を繋げて『線』=『旋律』にする楽器なので、いかにして線を作るか、に架かってくるように思います。
そう思うと、なおさら、1920年代〜30年代のポピュラー音楽シーンで大流行していた木琴を、知り尽くしていて、その作品や上達する為のメソッドを創ったグリーンは、「天才!!!」以上に、神様です。

そんなグリーンの偉業を感じ、木琴の事を学べるセミナーが今年も開催されます↓

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チラシの裏面には詳細→

準備する曲:
1)G.H.グリーンのラグタイム(ログキャビン・ブルース、フラッフィー・ラッフルズなど)
または、クラシックシリーズ(ワルツブリランテ、カプリーズバルサントなど)から1 曲。
2)ジョビエル・ジャスパー/ G.H.グリーン
<詳細>
打楽器界をリードしてきたネクサスのメンバーによる木琴に特化した一週間のセミナーです。ライトステイト大学のキャンパスはたいへん美しく、個々に練習楽器も割り当てられ充実した環境が整っています。
鍵盤打楽器の歴史、演奏に最も詳しいネクサスのボブ・ベッカー、ビル・カーン両氏より直接指導が受けられます。また、ポップスコンサートでも有名なシンシナティ交響楽団で首席打楽器奏者を長年勤めたビル・プラット氏による、ポップスの為のスネア、ドラムセット奏法の講座も予定されています。
木琴だけでなくマリンバなどを含めた鍵盤打楽器のアメリカを中心に発展してきた歴史やチューニング、古いレコードから木琴、マリンバ演奏を聴く講座。マリンバ仲間とグループになって、ラグタイムのアンサンブルやクラシックスタイルのアンサンブルなどを楽しく学び、最終日にはコンサートを開催します。

イベントサイト
http://liberal-arts.wright.edu/music/calendar/the-bob-becker-xylophone-soloist-seminar
申し込みサイト
https://epay.wright.edu/C21810_ustores/web/product_detail.jsp?PRODUCTID=1425&SINGLESTORE=true


↑と書かれています。
普段はマリンバしか弾かない人は、もちろんのこと、学校で音楽を教えている先生方にも、沢山参加して欲しいなあ、と思ったりします。

何故かって?

今やっていることが、グリーンと木琴を知ることによって、もっともっと楽しくなって好きになるからです!
アメリカで、この夏、学びませんか?
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2014打楽器アンサンブルで始まり [音楽]

年末からひいた風邪が、歳を越して、今年は寝正月から始まってしまった、なんとも情けない私でした。
だましだまし、出かけては再ダウンを繰り返し、やっと抜けてきたかな〜、というこの頃です。
聞けば、結構同じような症状だった方も多く、なんだか『流れ』に乗ったのかしら、なんて思いました。

今年の始まりは、帯響の練習と、打楽器アンサンブルの指導と、自分も今度の日曜日コンサートで練習で、アンサンブルからスタートです。

先に告知。
◆南十勝打楽器合奏団第7回演奏会◆
日時:1月26日(日) 午後3時開演(2時半開場)
場所:大樹町生涯学習センター オークホール
プログラム:
第1部 渡邊達弘氏作品集
「Rhythm Constallation for Percussion Quintet」(委嘱初演作品)
「その発想はなかった』・・・他
第2部 
「ロンドンデリーの歌」
「リヴァーダンス」・・・他
出演:山本正史・上原萌・天満祐太・野田美佳・中井織恵・吉村由梨
入場無料

大樹町は十勝の南、海に近い所にあります。ちょっと遠いですが、沢山の方に観に来て頂けると良いな、と思います。
特に、第1部、この南十勝打楽器合奏団が委嘱した新作の初演があります。
大樹町はJAXAがあり、衛星の打ち上げなどもしている、町で、それにちなんで、5人の奏者が『衛星』に扮し、Constellation(星座)を作る、みたいな感じの音楽です。打楽器ならではの『耳だけでなく目で音楽を聴く』魅力満載です。

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話しが変わります。

吹奏楽連盟主催のアンサンブルコンクールに出る高校の指導に年明けから通っていました。
昨日本番だったのですが、めでたく、十勝代表として北海道大会へ駒を進めることが出来たようです。
とても嬉しい[揺れるハート]

コンクール、というと、なんというか、いつも自分がやっている音楽感と少し違う視点というか作り方というか、そういうものが必要なんだろうな、と思いつつ・・・というのは、コンクールというからには、審査員の先生方がいて、殆どが管楽器の先生方で、管楽器と打楽器、見方も違うのではないかしら、と。

例えば、トレモロ奏法(バチを連打して音を持続させる奏法)も、マリンバだと、連打するにしても音楽の表情に合わせて、連打する速度を変えて音を作っていくのですが、それって、弦楽器管楽器ではやらないだろう事ですから、どういう風に見えるのか。当たり前の事としてやっていることが、どう見えるか、理解出来ない部分もあるので。

まだまだ、良い演奏が出来るようになりそうな生徒さん達。課題も満載です。
最終的には、審査の先生方に判断をゆだねるのですが、『舞台で演奏する』事に於いて大事なことが出来るようになれば良いなあ、と次の本番に向けて、また出かけていきたいと思います。


もうひとつ、お正月の出来事。
毎年、三が日は一番やりたいことを『練習』するように心がけています。
今年は風邪っぴきで節々が痛くフラフラではありましたが、好きなこと、だったら出来る、というわけで木琴を練習しました。

コレ↓
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この日は、昼間から『TOKACHI COMMUNICATION vol.1』という、冬の十勝を身体・五感で楽しむイベントがあり、土曜日なので、夜はナイトカフェになります。ナイトカフェは、11月〜3月の期間、毎週土曜日の夜に十勝の素敵なミュージシャンが出演しています。

なんとも楽しそうなイベントの夜に演奏、ということで、大好きな木琴で、これまた大好きなラグタイムを中心とした『古き良き時代』のアメリカ音楽を、朗らかに弾きます。チラシも豪華で自分には贅沢ですが、これまた贅沢に、大好きなクニさんにピアノを添えて頂くという・・・。

冬の楽しみ[るんるん]
沢山の人が参加して頂けますように☆
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Piru Bole 〜ジョン・ベルガモ氏を偲んで [音楽]

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明け方早くに目が覚めてiPhoneを見たら、木琴を深く理解する百合香さんから、ジョン・ベルガモ氏の訃報についてメッセージが届いていました(百合香さん、有り難うございました)
びっくりして慌ててFacebookを開き、ニュースフィードやジョンのページを読みました。
数年前から、肺炎など幾つかご病気を患っていましたが、現地時間の10月19日(土)、急逝されました。
ご家族が「この数年の痛みから解放されて、苦しまずに逝ったと思う」と書いてありました。


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私は1994年秋から1995年の年末まで、CalArtsで学びました。
CalAtrsは、とても面白い学校で、先生のことをteacherではなく「mentor(メンター)」と呼びます。
ただ何かを教える立場では無く、精神的にも支え、助言を与える人、ということです。

CalArtsでは、優れた鍵盤奏者であり作曲家でもあるデヴィッド・ジョンソン氏が最初のメンターでした。デイヴにとって、初めての留学生が私でした。
それを気にしてか、ジョンが同じくメンターになってくれました。
留学生に対して(多分、世界中どこの人に対しても)、理解が深く、温かく、親切なジョンでした。
(このことは、Facebookに投稿されている多くの人のコメントに共通しています)

留学のきっかけは「音楽療法を学びたい」という事でしたが、CalArtsに見学へ行った時に「ここは、『表現する』ことを学べる所なんだな」と思い、直接的には音楽療法に結びつかない学校を選んだ自分でした。
ジョンに、この気持ち(音楽療法を勉強したいということ)を伝えた時、「音楽療法は、音楽を突き抜けて、その先にあるものだよね(beyond the music)」と言われ、それからハンドドラムをはじめ、打楽器音楽の可能性について学びました。
REMO社の見学を薦めてもらったり、エミル・リチャード氏を紹介して頂いたり、インド音楽のコンサートへ案内してもらったり、思い出すだけでも、留学中の貴重な場面が沢山です。

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ジョンの言葉「打楽器とは森の中を歩くようなものだ。その全ては見ることが出来なくて、出来ることの可能性が無限に広がっている」

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↑この写真が、なんと、2008年に行われたPASICのジョン・ベルガモ トリビュートコンサート紹介に、使われていたのを今朝知り、びっくり。共演者のアンドリューやランディに混ざって、こんな所で共演(?)させてもらっていたなんて・・・。


日本人だったので、出会って間もない頃「福岡正信を知っているか?」と問われました。


自然農法わら一本の革命

自然農法わら一本の革命

  • 作者: 福岡 正信
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 1983/05
  • メディア: 単行本



わら一本の革命 総括編-粘土団子の旅

わら一本の革命 総括編-粘土団子の旅

  • 作者: 福岡正信
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2010/04/02
  • メディア: 単行本



緑の哲学 農業革命論: 自然農法 一反百姓のすすめ

緑の哲学 農業革命論: 自然農法 一反百姓のすすめ

  • 作者: 福岡正信
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2013/05/21
  • メディア: 単行本



自然農法 福岡正信の世界 (DVDブック)

自然農法 福岡正信の世界 (DVDブック)

  • 作者: 福岡 正信
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本



The One-Straw Revolution: An Introduction to Natural Farming (New York Review Books Classics)

The One-Straw Revolution: An Introduction to Natural Farming (New York Review Books Classics)

  • 作者: Masanobu Fukuoka
  • 出版社/メーカー: NYRB Classics
  • 発売日: 2009/06/02
  • メディア: ペーパーバック



Der grosse Weg hat kein Tor

Der grosse Weg hat kein Tor

  • 作者: Masanobu Fukuoka
  • 出版社/メーカー: Pala- Verlag Gmbh
  • 発売日: 2013/12
  • メディア: ペーパーバック




私は恥ずかしながら知らず、クニさんに「そう聞かれたのだけど、知っている?」と聞いたら「あたりまえだよ!知ってるに決まっているでしょ」と返事が返ってきました。
ジョンが長年、ずっと尊敬する人の一人、だと言うことだったので「いつか、二人を会わせることが出来るといいな」と思っていました。
願えば叶うもので、帰国した1996年に奥様のジャネットと一緒に招待、北海道から当時福岡さんが住んでいた松山まで、ツアーが実現しました。 (当時、お世話になった皆様へ改めて感謝しています) 
少しだけ、その時の写真。

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浅草・雷門の下で。

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とかちプラザ・レインボーホール。

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帯広空港・楽器積み込み。

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クニさんとジョンは、1940年生まれの同い年です。
ニンニク大好き、も二人の共通項。



この数年、大好きで大切な方が天国へ逝ってしまい、この度も、涙が沢山出ます。
「あなたがいない世界が広がって、それが寂しい」と誰かが書いていましたが、本当にその通りです。
出会って、頂いた優しさとか思いとか、その方から学んだことを抱きしめて、次の人へ渡していく、それが残った者の仕事かな、と思う様にします。
明日も授業で『Piru Bole』を、生徒さん達と一緒に楽しんで演奏することにします。

ありがとう、ジョン・・・

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